気付き

薄々気付いてはいたんですけど、もしかすると私ってめちゃくちゃディアボロのことが好きかもしれない……。

ジョジョ、お話とシリーズ自体が好きすぎてあんまり「推し」とか考えたくない派なんですけど、読み始めて1番最初に好き!ってなったのはディオでした。今でもディオは(勿論3部DIOも含めての”ディオ”として)特別好きです。

読み進めていく中で、好きだなあと思うキャラはそれ以降も沢山いて、改めて考えてみてもどのキャラも大好きなんですけど、やっぱり秀でて好きなのがディオでしたね。

そういう状態が5部頭くらいまで続いて、それから暗殺チームに出会い、プロシュートの生き様が大好きになり……。

以降もみんな好き!と思いながら読み進めて、やっぱり1番の衝撃はジャイロでした。大好きすぎる!もう本当にかっこいい。お茶目なところも好き。ギャグがシュールなのも好き。クマちゃんが大好きなところも。好きだ……1番好き……。

そんな感じで、基本敵キャラを中心に好きになっていたところへいきなり相棒ポジを1番に好きになってしまい、自分でもめちゃくちゃ驚きました。他にも億泰のこともすごくすごく大好きですし、シーザーが波紋を託して死ぬシーンは作中トップクラスに大好きな場面だったりするんですけど。

話を戻して、ディアボロについて。もともと良いなあとは思ってました。ボスなのに(パッショーネの、という意味でもラスボスとしても)、徹底的に誰にも正体を暴かせないよう隠れている臆病さだとか、なんとなく影のある感じが良くて。

同じ「帝王」でもDIOはわりと派手好きというか、自分の力を見せ付けたいというところがあるように思うんですけど、ディアボロは違うんですよね。こう言うのはちょっと言い方が悪いですけど、帝王の座、人生の絶頂という一時の栄光に必死で縋りついているようにも見えます。それがめちゃ好きで……ということに最近やっと気付きました。

うちのディアボロ夢は7年前に中編として書いた『あおいとり』で、あれは荒木荘設定なんですけど、いずれは本編のディアボロでも書いてみたいです。『あおいとり』ではレクイエムから救済してしまったので、また別路線で。

話は逸れますが『あおいとり』は多分、弊サイトの夢では1番糖度が高い気がします。自分で言うのはすごく変なんですけど、比較的可愛いのが書けたなあと気に入ってます。たぶん余所様と比べたらそんなに糖度の高い絡みがあるわけでもないんですが…笑

この話に限らないんですが、原作キャラがみんな個性的なのもあってヒロインをちょっと癖のある子にしてしまいがちで、本当にこれで感情移入してもらえているのかなとだいぶ心配ではあります。でも書いてて楽しい。ヒロインになりきるでも切り離して読むでも、好きに読んで楽しんでもらえたら夢書きとしてはすごく嬉しいです。